u003鹿兒島新聞 福岡暴行之圖 ふくをかばうぎゃうのづ
2017/08/12国会図書館関西分館にて以下を確認
鹿兒島新聞 福岡暴行之圖
依頼随 眞匠銀光画 印
明治十年五月 日御届
画工 安達平七 堀江町二丁目二番地
出板人 福田熊次良 長谷川町廿番地
記事末に大田鏛 誌
右図:古間慎五郎、松本彦十、八木和一、吉田新市、村上三吾、加藤固、吉松ノ若黨某
中図:タイトル、久世芳麻呂、文光思太郎、越智彦四郎
左図:記事、忠臣島内友治
鹿兒島新聞 福岡暴行之圖
戰地の物語にハ最(いと)あはれなる事多かり吉松陸軍中佐ハ田原坂に於て戰死しけるが細君ハいまだその確報も得ざれバ福岡港町なる吉田新市の宅に宿泊し(とまりし)を福岡暴徒ハ不意におしよせ吉松の細君家来島内の両人を見るよりも追取囲んで斬つけるを遁るたけハと島内ハ右に左に支へるうち細君ハ辛うじてその場をのがれ島内友治ハふみ止まり暴徒のために斬ふせられ果敢なく(はかなく)此所に息たえたり
大田鏛 誌
2コマ目:文光思太郎・久世芳麻呂・越智彦四郎
3コマ目:忠臣島内友治