034鹿児島新聞 山鹿戦争之図
かごしましんぶん やまがせんそうのづ
依頼随真匠銀光画
明治十年四月五日御届
板人 福田熊次郎 長谷川丁廿バンチ
画工 安達平七 堀江町二丁目二バンチ
右図:桐野利秋・淵辺高照・児玉八之進・別府新助・永山矢一郎・男山新吉
中図:咲ノ潟五郎吉・朝日山松五郎
左図:前原一格
暴徒巨魁西郷ハ肥後の國川尻に陣し先陣篠原ハ熊城を囲ミ三陣桐野利秋ハ山鹿口へ進撃し力士数人に畳を持せ弾丸除(たまよけ)となし真先に進ませ跡より続づく抜刀隊弾丸煙り闇々たる中より斬入る賊兵に官軍之を事ともせず勢ひ左ながら大浪の岩に當て(あたりて)かへすが如く吶喊(おめき)さけんで戦ふにぞ賊兵たちまち敗走なしけり
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S052鹿児島新聞山鹿戰爭之圖がその作品である。