FS004西郷城山討死圖
応需 浮世年光 画 印 スミソニアン博物館 蔵
彫工 松倉虎次郎 印
明治十年十一月御届
編輯 阪府第二大區六小區三津寺町十番地
出版人 𠮷井卯三郎
右図:別府晋輔、西郷隆盛
中図:桐野利秋、永山矢一郎、町田啓二良、淵邊髙照、谷少将、有馬源五良、竹下九良
左図:鹿児嶋舊城、野津少将、逸見十郎太、村田新八、池邉吉十郎、高島少将、重久七之助、桂衛門、伊集院早太郎、河野四郎、仁禮喜右エ門
老賊西郷隆盛ハ城山西ノ口の山間屯し眼に余る大軍受昼夜の界を分たず防戦數度におよび持固◯◯と雖ども百景すでに盡て桐野村田其他有名の賊将戦死をなし尚西郷が首ハ別府が隠せしかど遂に顕われし別府ハ其先に大軍の中を従横に疾廻り自殺をなしたりト云々
西郷が追討ニテ官軍に費セシ金四千萬円ト云
賊ハ贋紙幣を凡廿四万円餘製造したる由なるが其内十四万円ヲ流通させしト云
種類 一円 二円 五円
隆盛 行年四十九年五ヶ月
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