S035鹿児島征討紀聞之内熊本川尻口本営之圖
かごしませいとうきぶんのうちくまもとかはじりぐちほんえいのず
明治十年三月十九日御届
出板人 森本順三郎 浅草瓦町二番地
画工 月岡米次郎 南金六町十四番地
價六銭
右図 村田新八、肥後助右エ門、中島武彦、児玉八之進、池上四郎、村田三介、永山矢一郎、西郷隆盛
中図 別府新助、淵邉高照、弟子丸應助、桐野利秋
左図 篠原國幹、野津少将、三好少将、福原大佐、野津大佐
静岡県立中央図書館での分類は
請求記号 | K915-108-039-032 |
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画題(題名) | 鹿児島征討紀聞之内熊本川尻口本営之図 |
絵師(画工名) | 応需大蘇芳年画:月岡米次郎 |
版元 | 森本順三郎 |
出版年 | 明治10年3月19日届(1877) |
員数 | 3枚続 |
版型 | 大判 |
彩色 | 錦絵 |
資料名 | 上村翁旧蔵浮世絵集(39) |
カテゴリ |
/浮世絵/31集~40集/39集-芳年 |
このページの画像は静岡県立中央図書館のデジタルデータを利用して構成している。また、データに関しては東京大学史料編纂所錦絵データベースを参考にした。
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B011鹿児島征討紀聞之内熊本川尻口本営之圖の異刷である。大英ー静岡という順番で比較すると、青紫の制服ー赤紫の制服、湖のブルーが鮮やか、制服の赤の発色が鮮やか、といった違いがまず目にとまる。しかし、それ以外は、配色も含めて同じである。大英博物館の青、静岡県立中央図書館の赤といった、それぞれの発色の良さが全体に影響を及ぼしているようだ。
静岡県立中央図書館の作品は中央と左図においてつながりが不自然だったので、大英博物館の同作品を参考にしながら、多少の大きさの調整を行った。中央図を6%、左図を3%拡大した。