031鹿児嶋紀聞之内 保田ヶ窪一帯の戦
かごしまきぶんのうち
明治十年五月九日御届
出版人 辻岡文助 横山町三丁目二番地編輯人 小林秀次郎 上槙丁三番地
右図:別府新助・永山九成・松永清之丞
中図:野村十郎太・永山矢一郎・池上四郎・弟子丸応助
左図:谷少将
鹿児島の賊軍熊本を退去し保田ヶ窪より下南部までつきし所字帯山(あざなおびやま)へ数ヶ所に穴を穿の其中に潜伏して官兵近よるを待ち抗戦すること屢(しばしば)なりしが官軍軍をもつて新手を〇〇〇〇(人馬揃え?)厳しく進撃なし塁中へ齋しく(ひとしく)撃入りたれバ賊兵防戦しがたくやおもひけん遂に此所をもうち捨て何処へか遁去せしといふ
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